10月27日、建設アスベスト訴訟の東京高裁判決(神奈川ルート一陣)が下されました。

建設ユニオンの仲間も各支部から集まり、判決を見守りました。

(仲間達が集まる街宣車前の様子)

(続々と集まる仲間達)

(判決が出る前の高裁前の様子)

ここでは原告からの訴えなどが行われています。

(各地から仲間がかけつけました)

(判決前はこんなに人が)

 

そしていよいよ・・・判決がでました。

 

注目された今回の判決では、

国やメーカーの責任が認められ、横浜地裁判決が根底から覆る結果となりました。

大局的に見れば「勝訴」と言えそうです。

しかし今回の判決では、

「一人親方は対象外」

「要求している金額には満たしていない・対象とされなかった労働者もいる」

など、決して満足と言える結果ではありません。

今回、東京高裁の判決言うこともあり、今後の訴訟に対する影響は大きいと言えそうです。

また、アスベスト訴訟では判決を迎える前に亡くなる原告も多く、審理の迅速化と言った事も大きな課題です。

今後も戦いは続きます。

皆さんにご協力頂いている署名等も原告者に大きな力を与えます。

ご理解頂き、現在・未来のアスベスト被害の根絶と被害者とその家族の救済の為にご協力を引き続きお願いします。

そして、まだまだアスベストを使用した物件は多数存在します。

アスベストがどのようなものなのかわからない若い入職者もいます。

一人一人が意識を持ち、被害者の根絶に向けて取り組んでいきましょう。