今回、取材をしたのは組合員の高野良一さんが経営する㈲髙野畳店。市内の中学校の依頼を受け、10年以上職場体験学習を行っています。

今年体験に来た3人の女子中学生は「ものづくりがしたい」という希望から髙野畳店での職業体験を選んだそうです。

訪問した時は座布団ほどの大きさの畳を作っていて、1つ目は高野さんに手伝ってもらいながら作り、二つ目は自分たちの力で作り上げていました。

髙野さんは「体験を通して、少しでも畳の事をわかってもらえたら嬉しい」と言い、畳の無い家が増えてきている中で、畳に触れてもらうこの機会をとても喜んでいました。

3日間の体験学習を通じて、中学生たちは「今まで知らなかった畳の作り方がわかりました」と話し、身近なものが職人の手によって1つ1つ作り上げられていることを実感していました。