埼建国保〈埼玉県建設国民健康保険組合〉

組合でつくっている建設国保は、他の医療保険と比べても様ざまな有利な制度を持っています。埼建国保では、身体が資本の建設職人の立場を考え、組合員本人 が入院した際の保険診療分医療費を後日払い戻す(償還払い)という、すぐれた制度の運営を行っています。

建設職人にとって、病気で入院するとなると先だつのが生活の心配です。収入がストップするばかりではなく、その治療にかかる 出費がかさむことになり、家計に二重の負担となってあらわれます。そんな時、医療機関では3割自己負担となりますが、入院時の保険診療分で1レセプト17,500 円を超えた医療費が、後日「償還払い」され、医療費負担を最小限に抑えることができます。さらに、病気等で入院した際には、入院期間の日数に対し1日 10,000円の傷病手当金を最高60日間、通院時においても、最高1日4,000円、最高60日間の傷病手当金の給付を受けることができます。
あわせて、入院時の高額医療制度に対応した限度額適用認定の制度、出産育児一時金の貸付制度、組合の集団健康診断への補助、人間ドック・脳ドック・肺ドックへの補助、保養施設利用補助など、有利な制度が盛りだくさんあります。
給付申請の問い合わせは、支部事務所窓口までお願いします。

埼建国保の主な給付内容

名目 内容 請求時に必要な書類
傷病手当金
(被保険者本人のみ)
※新規加入後の給付制限期間あり
3 年間で通院最高60 日間
通院は保険料区分で日額が決まります
☆特1種 1日 4,000 円
☆第1種 1日 3,500 円
☆第2種A・B・C・D・E 1日 3,000 円
☆第3種A・B ~6種 1日 2,500 円
入院1日10,000円×3年間で最高60日間
※連続して4 日以上の休業があった時、
1日目から給付

組合にある所定の用紙に医師の証明をもらい、組合に提出する(印鑑持参)。
用紙は請求すれば郵送もします。

出産手当金
(被保険者本人のみ)
入院1日10,000 円
通院1日2,500 ~ 4,000 円
×産前42 日、産後56 日まで
出産ママ応援金 出産手当金支給対象となる女性組合員に対し、出産月の前2か月分、及び出産月を含む2か月分の計4か月分の本人分の保険料相当額(介護保険料額を含む)を給付
出産育児一時金
(本人・家族とも)
一児につき500,000円 ①印鑑と保険証
②新生児が記載された住民票
③出産時の病院の領収書
葬 祭 費 本人・家族とも70,000円 ①印鑑と保険証
②所定の用紙(葬祭費申請書)に医師の証明、または死亡診断書(写しでも可)、または住民票除票
医療費償還金制度
※新規加入後の給付制限期間あり
組合員が入院した際は、その月単位1レセプト17,500円を超えた医療費が償還されます。 該当する事由が発生した場合、組合から通知が行きます。

埼建国保の保険料 令和5年度

健 康 保 険 料 介護保険料 合計

組合員種別

月 額 月 額 月 額
特1種A 40歳以上の法人事業主 29,100円 4,700円 33,800円
特1種B 30~39歳の法人事業主 23,700円 23,700円
特1種C 25~29歳の法人事業主 16,400円 16,400円
特1種D 25歳未満の法人事業主 13,400円 13,400円
第1種A 40歳以上の個人事業主 26,700円 4,200円 30,900円
第1種B 30~39歳の個人事業主 23,500円 23,500円
第1種C 25~29歳の個人事業主 16,200円 16,200円
第1種D 25歳未満の個人事業主 13,200円 13,200円
第2種A 50歳以上一人親方 23,200円 3,900円 27,100円
第2種B 35~49歳の一人親方 22,800円 3,900円 26,700円
第2種C 30~34歳の一人親方 18,400円 18,400円
第2種D 25~29歳の一人親方 11,300円 11,300円
第2種E 25歳未満の一人親方 9,300円 9,300円
第3種A 35歳以上の男性従業員 18,200円 3,400円 21,600円
第3種B 30~34歳以上の男性従業員 17,800円 17,800円
第4種 30歳以上の女性従業員 15,500円 3,400円 18,900円
第5種 25~29歳の従業員 10,800円 10,800円
第6種 25歳未満の従業員 8,800円 8,800円

家族1人につき(4人まで)

4,600円 2,800円 7,400円

内、未就学児

3,600円 3,600円

※介護保険料の徴収は本人・家族共に40歳から64歳まで。
※0歳児の保険料は1歳の誕生日まで徴収しません。
※上記の健康保険料に加え、別途750円(埼玉分担金)を徴収させていただきます。

埼建国保の補助制度

組合の集団健診 保養施設利用補助 婦人科健診
本人・家族共
10,000円の補助
(健診費用が14,000円未満の場合は8,000円の補助)
 埼建国保が契約している保養施設(契約旅館)を組合員・家族が利用される場合、被保険者1人(3歳以上)につき3,000円が補助されます。詳しくは支部事務所窓口まで。  女性被保険者が乳がん、子宮がん、婦人科健診を受診した際、年度内1回3,000円の補助。
人間ドック・脳ドック
人間ドック20,000円、脳ドック30,000円、肺ドック20,000円の補助。
インフルエンザ予防接種補助
被保険者(接種時に65 歳未満)1人につき、2,000 円を上限に年度中1回補助。
東京ディズニーリゾートR利用補助
埼建国保の被保険者がディズニーランド・ディズニーシーを利用する際、1,000円の補助券があります。
電話健康相談
医師の24時間常勤体制で、電話健康相談(無料)を行っています。気になる身体の症状、家庭看護介護に関する相談など健康と医療に関する相談を受け付けています。
相談は下記のフリーダイヤルまでお願いします。
フリーダイヤル0120-4976-24

埼建国保に入る手続きは?

組合国保に加入する条件は?
建設産業に従事している労働者、職人、事業主とその家族であれば、加入できます。

組合国保に加入する手続きは?
①家族全員の名前が記載された住民票(省略住民票ではなく、世帯主・続柄等が記載されたもの)1通と印鑑。
②職種確認のため、個人事業主(労災保険の計算書、確定申告書の写し、労働者名簿)、一人親方(所得税の確定申告書と内訳書の控、一人親方労災加入証明書)、従業員(源泉徴収票の写し、雇用証明書)、現在加入している保険証の写しなどが必要になります。保険料の金額等、詳しくは支部事務所窓口までお問い合わせください。
※マイナンバーの記載と本人確認が必要となるため、加入する家族全員のマイナンバーが分かるもの(通知カード、個人番号カード、住民票(個人番号記載あり)のいずれか)と申請者の身元確認書類(運転免許証など)をご用意ください。

しめきりと保険証の発行
毎月20日しめきりで、翌月1日(保険証が発行される日)から資格が発効します。5